みなさん、幸せ感じていますか?

ウルグアイ漂流中のマサルです。

昨日に続いて後編になります。

前編の記事はこちらになります

前編では手の甲を骨折しておそらく翌日に手術することになりそうだとある医師に告げられたが、

最終決定は手術をする日にもう1人の医師と話し合いののちに告知される。

とのこと

翌日になり、医師が病室のカーテンを開けました

調子はどう?と聞いて来ましたが

僕の中では「どっちなんだい!!」しか頭の中にありませんでした

ドキドキしながらも医師の表情を見ると

にっこり!

「手術はなしです!」

とのことでした。

正直手術に対して相当びびっていたので、「良かった」と言う気持ちが強かったです。

夜中の間に、部分麻酔かな?全身麻酔かな?とか、勝手に自分で不安を煽っていたので 笑

この時が14時くらいで、あとは新しくギブスを巻いて、レントゲンを撮れば、帰ることができるとのこと

待っていると、そこへ待望のお食事ターイム

ウルグアイの病院食はどのようなもので、どのような味なのか?

果たして??

開けてみるとそこには広がるウルグアイ感

ここに来てもガッツリのお肉とじゃがいもを蒸してすりつぶしたプレーと呼ばれるセット 笑

ウルグアイでとても一般的な食事の一つなので

さすがブレないなぁと少し微笑みました

日本のカラフルな病院食に比べると、デリバリーしたファストフード感がすごかったです。

もちろん僕自身体調が悪いわけでは無いので、むしろウェルカムな食事内容だったので、

ウキウキワクワクブルブル状態でした

さあ食べようと着いて来たプラスチックのナイフを取り出して

一切り…




手がききてじゃないことと、器が押さえられないからうまく切れん!

と思って、力を入れて切る戦法に。。。

その瞬間「ボキッ」?!

ナイフを失いました

次に頼みの綱フォークくん、なぜか頭は肉を切りたいイメージしかなかったので、

その勢いで徐々に力を入れていくとまた

「ボキッ」

完全に今何かをしようとすると全て折れる流れに入っとる

と思い

お肉は消毒したおててで、プレーはフォークの根元で食べることに

なんだかんだ食事が届いてから10分以上経過

ようやくありつけた食事の味は??

醤油くれーーーーー

ってくらいの衝撃的味の薄さ

ただ、食べていると微かな味を感じようと研ぎ澄まされていき次第に美味しいと感じるように

食べ終わったあとは満足感がありました

すると「Sakakiba~ra」とお呼びがかかって、手を速攻で洗い準備をして

ギブスをすることに

すぐにギブスをつける部屋に呼ばれ

ギブスの人:「じゃあ骨を正しい位置にしながらギブスを巻いていきますねぇ〜」と

大人2人がかりで、1人が巻く係でもう1人が引っ張る係

正しい位置にするってどんな感じなんだろうと思ってたけど、まぁシンプルで

僕の場合は人差し指と中指に包帯を巻きつけてかなりの力で引っ張ると言うもの

もちろん骨折箇所の痛みもありましたがそれ以上に、

そんな力で指引っ張って指脱臼しませんか?? の不安がめっちゃすごかった

がたいの良いゴリゴリな人が軽めの綱引きみたいな体勢ひっぱるもんだから

ただおかげさまで丸まってしまっていた手の甲がピンとなりました

マジ足が折れてそれを引っ張るときとかすごいんだろうなとか想像しながら

その後にレントゲンの撮影も無事終わりやっと帰れる

と思ったのだが、

病室に戻って最後のレントゲンに基づいた医師のお話を待っていると

看護師さん:「手術するためにまず一般病棟に移る準備をしているから待ってて」と

「MMM??」どうゆうこと?

と思って

もう手術をしないことになっていますよと伝えても、看護師「私は手術すると聞いていると。。。」?

話は平行線だったのと、僕自身どの医師に言われたのか名前とか聞いていなかったので、確認のしようがなかった

その後も結局待ち続け、

退院できることが告げられたときにはすでに0時を回っていた。

その間も痛み止めの点滴をしてくれたのは、結果的にとてもありがたかったですが。。。

結果今回の治療でかかった金額は最後の錠剤の痛み止めを購入した1000円程度でした。

おそらくウルグアイの税金で賄われたであろう今回の治療費

有り難い気持ちと共に申し訳ない気持ちもありました。

日本で税金払っていたときにも、治療費とか助かっていたのですが、

今回海外でどうしようもない事態で助けてもらうことで、税金とか保険料とかやっぱ意味があるんだなぁと再認識しました。

今回の出来事で動いてくれたみんなに感謝です。

日本からメッセージくれたみんなもありがとう!心の支えになりました!

長くなりましたが以上です!!