みなさん、幸せ感じていますか?

ウルグアイ漂流中のマサルです。

ウルグアイでは9月21日に冬が明けて春が来ると言われています、他の季節もそれぞれ○月21日に季節が変わると定義されているそうです!

日本で言う春分・夏至・秋分・冬至に季節が変わるって言う感じなのかな?って勝手に思っている今日この頃です。

前回手の甲を骨折してしまったことを報告させていただいたのですが、今回は骨折した日についてながなが書いていきたいと思います。


骨折をした日

骨折をしてしまったのは9月3日で、開幕の5日前に怪我をしてしまいました。

あれは雨の日に室内練習場でのチーム練習中のこと

シュートを打った後に地面に手をついたときにチームメイトも一緒に倒れ込んだその腰の下敷きになってしまい

手首を反る方向に強く力が加わりました。

その瞬間「ミシッミシミシ」って

音の種類としては植林された木をチェーンソーで切り込みを入れた後に木を倒してるときみたいな音。。。

瞬間的に折れたと自分の中で「あぁ〜折れたわ」って即座に

今までウルグアイに来て自主練してたこととか去年結局プレーできなかったことが過ぎりました。正直

その後アイシングしながら救急車を待ったのですが、

20分たっても40分たっても来ず

その間にも

チームメイトは手首が脱臼しただけだから、引っ張って治してやるよって

みんな真剣に言ってくれてたのですが、結果から見て骨折だったので、

本当に断ってよかった

その後あまりにも救急車が来なかったので、コーチの車で病院に送ってもらえることに、

しかも、そのコーチがチームの上層部と掛け合ってくれてさらに、上層部が病院に掛け合ってくれて、

結果的にこの掛け合いが僕の通院生活に大きく影響を与えることになった。

病院に着いても手続きができなかったり、人があまりにも多すぎて待ち時間がとんでもなく長くなりそうだと言うことで、

結局3つの病院を回って最終的に治療を受けた病院にたどり着きました

そこでも病院に送ってくれたコーチがずっと病院との対応してくれて

病院の救急病棟に入ることができました。

1人では確実に乗り切れなかったです

やっぱり病棟に入れただけでも、診てもらえるんだという安心感でだいぶ違いましたし、

ずっとそのコーチがいてくれたこともかなり不安が軽減されていた気がします

そのコーチは僕が複数チームの練習参加していたことで、問題視されていたときにも結局チームに引き入れてくれた人なので

感謝が尽きないです。

そしてその人のためにもプレーができていない現状が悔しいです。

ただ、なんとか復帰して今シーズン試合に間に合わせて、この思いをぶつけていきたいと思います。

病院に着いて、とんでもなく待つのかと思いきや、チームの上層部が病院側と掛け合っていてくれたおかげで、30分と経たずに救急病棟に入れることに

以前ウルグアイの他の病院に行ったときには8時間くらい待った経験があったので、覚悟はしていました

このタイミングでなんだかんだ22時、怪我をしたのが18時くらいで

ずっと付き添ってくれてたコーチともここでお別れに 本当にありがたかったです。

そのあとはCPR検査をしてから、レントゲンを撮りました

その結果をもとに医師とお話を。。。


ウルグアイではトレーナーとトレーニングすることが文化になっている                                     

「operación」???

医師は言いました、多分翌日に手術をすると…

ただ最終決定は翌日にもう1人の医師に確認した上でとの話で

「手術??うそでしょ?!どのくらい期間がかかるのか知らないけど今シーズン間に合う??」

と不安の第二波が押し寄せて来ました

手術に向けてMRIも撮ることに…頭の片隅で請求金額どえらいことになるんじゃないかと言う不安も

海外での手術は。。。これは聞かないと落ち着かない

MRIのあとには仮のギブスを装着し、

いったんレントゲンとMRIの画像を見て医師からの説明がありました

素人目にはレントゲン画像では骨折しているのかよくわからなかったです。

ただMRIの画像たちを見ると下の図の青丸の二箇所が砕けていることがよくわかりました

改めて自分の目で骨折を確認して

「はぁ〜」

ひとため息。。。

そして話が落ち着いたタイミングで質問タイム!

僕から

①「いつ治りますか?」

②「治療せずにすぐサッカーをしたらどうなりますか?」

③「治療費はどのくらいかかりますか?」

とメインどころはこの三つの質問をしました。

医師からの回答は

①「まだ分からないけど、おそらく1ヶ月ちょいになると思う」

ウルグアイ3部リーグの前半戦が10月頭には終わってしまうことは知っていて

チームの成績によっては今シーズンが終わるので、気持ち的には

「ですよねぇ〜」って思いました。携帯で少し調べていた内容ともほぼ同じだったので

②「そもそも痛みが強くてプレーしづらいし、後遺症が残る可能性があるよ」

この時点では痛みがそこまで強くなかったので、「そうなのかなぁ?正直1週間あればなんとかなりそう」なんて思ってました

後遺症って言葉怖いですよね。。。それでもプレーはしたかったのですが。。。

③「治療費はかからないよ」

え〜〜〜?!ウルグアイには無料で治療を受けることができる病院と有料の病院があって、携帯で調べるとどうやら有料の病院だと判明していたので、回答にびっくり。。。

「なんで??」って思っていたけど、これもチーム側が病院に掛け合ってくれたおかげで、ウルグアイの保険に加入しているのと同等の条件になったようだ。(これは今だにカラクリがよくわかっていないが)

そんな質問タイムも終わり、不安が増えた部分もあり、ほっとした部分もありという感じ

現在夜中の1時前、ここから翌日の最短でも専門医の来る朝9時まで病院で待つことに…

ただベットは空いていないから、ソファーで待つようにと看護師さん

「もちろん、もちろん当たり前じゃないですか」と思っていました。救急病棟だったのでもっと重症そうな人はいくらでもいたので

携帯の充電も切れ

頭の中を整理することに、

どうやってこの状況をプラスに考えてやろうかと。。。

ぽく ぽく ぽく

結果的には、「サッカーのイメトレのクオリティを上げる」「スペイン語上達」この二つをやる良い機会なことにしよ!

ってことにした

結局この二つの質が向上すれば、サッカーと人生に良い影響があることは間違い無いので

そしてそんな考え事を夜中に病院の通路で目をバチコーン開けながらしていたので、

行き交う看護師さんが大丈夫ですか?ちょっと寝たほうがいいですよ?と優しい声をかけてくれました

確かにちょっと寝たほうが早く治るよなとかその時はよく分からない理論を考えて寝ようとしました

しかし、時間が経ってくると流石にギブスの中で手がパンパンに腫れて来て、ギブスに常に骨折箇所を圧迫されているような感覚に。

なかなか痛みを意識しないことが難しいような状態に、

また、前日のお昼から食べ物を一切摂取していなかったので、それも気になってなかなか、寝付けませんでした

そしてようやく朝方6時くらいになってベットが空いたから移動して良いよと、優しい声かけをしてもらいました

ただなかなか痛みが気になったので寝付けず、朝方7時くらいに看護師さんに「ちょっと痛みが気になるんですよ」と言ったら

早く言ってよね〜くらいのテンションで、鎮静剤を打ってもらえることに

いつも思うけど点滴の偉大さ!

ものの十分くらいで「コッテン」と入眠させていただきました

結局2時間くらい眠っていて、朝9時すぎくらいに目覚めたときに頭はかなりスッキリな状態でした。

そこからは手術をするかどうかの決定がいつ来るのかを待つのみの状態

ただ、もう頭は整理されて睡眠を取ったことでスッキリしていたので、不安はほぼなかったような気がしています

起きて1時間もたたないうちにチームの上層部の人がお見舞いに来てくれて、ありがたいことに差し入れまでしてくれた。

ほぼ24時間何も食べていなかったので、いただいたファミリーサーズのクッキーみたいなやつにガッつきました

もう口の中がパサパサでも幸せしか感じなかったです!そしてすぐになくなってしまいました…

その後医師が手術をするかしないかを言いに、病室のカーテンをパサっと開きました

怪我をした出来事の中でこの時が最大級のドキドキでした

昨晩にはおそらく手術するよとは言われていたものの、ドラマでしか見たことなかったので覚悟しきれてなかったのかもしれません

結果は

。。。。。

今回なんだかんだ長くなってしまったので、続きはまた次回! 後編をアップしていきたいと思います!

後編